ストレスの多い大人の呑気症、市販の胃腸薬は効く?

呑気症という病気に悩んでいる人が近年増えています。呑気症という言葉を聞いたことがないという人がいるかもしれませんが、別名で空気嚥下症とも呼ばれます。呑気症は空気を必要以上に飲み込みするぎることから、胃や腸が空気でいっぱいになり、げっぷが止まらなくなったり、胸焼けに似た不快感や腹部膨満感といった症状が出ます。人は誰でも食事をする時や飲み物を飲む時に一緒に空気を飲み込んでしまします。しかしながら、早食いをしたり、飲み物をゴクゴク飲んだりすることでよりたくさんの空気を飲み込んでしまったり、歯の噛み締めが原因になっていることもあります。またストレスを感じやすい人、神経が過敏になっている人も、緊張することでゴクっと唾を飲む回数が無意識に増えることから、空気が溜まりやすくなります。子供の頃は何ともなかった人でも、大人になってストレスの多い生活が原因で呑気症に苦しんでいる人もいます。胃や腸が空気でパンパンになると胸焼けを起こしたように感じたり、げっぷやおならが増えることから、胃腸の調子が悪くなったと胃腸薬を飲む人がいます。しかしながら、胃腸に何ら特別な問題がなく呑気症の原因が心因性によるものである場合、一般的な市販の胃腸薬では根本的な治療をすることができません。薬によっては胸焼けの症状を緩和してくれたり、胃に溜まった空気をげっぷとして出すことを助けてくれるものもあります。しかしながら、心因性の場合はストレスや緊張が一番の原因となっていることため、根本的な治療をするためには、これらに向かい合う必要があります。つまり普段から副交感神経が優位になるようにリラックスした環境や状態を作ることが大切です。十分な休息とともに、適度な運動も必要です。さらに良く噛んで食べる、ゆっくり飲む、胃に優しい食べ物を食べるといったことに普段から留意することも呑気症の改善には有効です。

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